1. ホーム
  2. ポータブル電源
  3. ポータブル電源とモバイルバッテリーの違いは?容量・使える家電・持ち運びで比べる使い分け方
ポータブル電源

ポータブル電源とモバイルバッテリーの違いは?容量・使える家電・持ち運びで比べる使い分け方

ポータブル電源 74Wh 20,000mAhの容量

※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。商品の価格・仕様は記事作成時点のものです。最新情報は各販売ページでご確認ください。

「ポータブル電源とモバイルバッテリーって、何が違うの?」という疑問はよく聞かれます。どちらも電気をためて持ち運べる製品ですが、できることは大きく違います。

この記事では、2つの違いを整理し、どんなときにどちらを選べばいいかを解説します。

この記事の結論

  • いちばんの違いは、家庭用コンセント(AC)の差込口があるかどうかと容量
  • スマホの充電だけならモバイルバッテリー、家電を動かしたいならポータブル電源
  • 防災用には、両方を用意して役割を分けるのがおすすめ

ひと目でわかる違い

項目モバイルバッテリーポータブル電源
主な用途スマホ・タブレットの充電家電を動かす、スマホの充電
容量の目安約20〜100Wh(5,000〜27,000mAh程度)約200〜3,000Wh以上
コンセント(AC)の差込口ない(一部例外あり)ある
重さの目安100〜600g程度3〜30kg程度
価格の目安数千円数万〜数十万円
飛行機への持ち込み容量によっては可能ほとんどの機種は不可

違い1:容量がまったく違う

mAhとWhの換算方法

モバイルバッテリーの容量は「10,000mAh」のようにmAh(ミリアンペアアワー)で、ポータブル電源は「1,024Wh」のようにWh(ワットアワー)で表されることが多いです。単位が違うので、そのままでは比べられません。

mAhは、次の式でWhに換算できます。

Wh ≒ mAh × 3.7(V)÷ 1,000

3.7Vは、多くのモバイルバッテリーの中の電池の電圧です。この式で計算すると、次のようになります。

mAh表記Wh換算
5,000mAh約18.5Wh
10,000mAh約37Wh
20,000mAh約74Wh

つまり、大容量の20,000mAhのモバイルバッテリーでも約74Whです。1,000Whクラスのポータブル電源は、その10倍以上の電気をためられます。

違い2:使える家電が違う

モバイルバッテリーの出力端子は、基本的にUSBだけです。スマホやタブレット、USB充電に対応したノートパソコンなどは充電できますが、扇風機や電気毛布など、コンセントで使う家電は動かせません。

一方、ポータブル電源には家庭用と同じACコンセントの差込口があります。容量と出力が足りていれば、扇風機、電気毛布、冷蔵庫、モデルによっては電気ケトルや電子レンジまで動かせます。

メモ

最近は、小型のACコンセントを備えた大容量のモバイルバッテリーもあります。ただし出力は小さいものが多く、使える家電は限られます。

違い3:持ち運びやすさが違う

モバイルバッテリーはポケットやバッグに入るサイズで、外出先でスマホが電池切れになったときにすぐ使えます。

ポータブル電源は、小型のものでも3kg前後、1,000Whクラスになると10kg以上あります。持ち運べるとはいえ、車での移動や、家の中で使うのが基本です。

飛行機への持ち込み

リチウムイオン電池は、飛行機への持ち込みに制限があります。国内の航空会社では、一般的に160Whを超えるバッテリーは持ち込みも預け入れもできません。そのため、ほとんどのポータブル電源は飛行機で運べません。

モバイルバッテリーは、容量が小さいものなら機内に持ち込めることが多いですが、個数や機内での扱いにルールがあります。最新の条件は、利用する航空会社で必ず確認してください。

どちらを選べばいい?

こんな使い方ならおすすめ
外出先でスマホを充電したいモバイルバッテリー
旅行や出張で持ち歩きたいモバイルバッテリー
キャンプで電気毛布や照明を使いたいポータブル電源
車中泊で家電を使いたいポータブル電源
停電中に扇風機や冷蔵庫を動かしたいポータブル電源

防災用には「両方」がおすすめ

停電に備えるなら、ポータブル電源とモバイルバッテリーの両方を用意して、役割を分けるのがおすすめです。

  • ポータブル電源:家の中で、照明・扇風機・電気毛布・冷蔵庫など、家電を動かす
  • モバイルバッテリー:避難するとき、外出するときに、スマホの充電用として持ち出す

ポータブル電源は重いので、避難所へ移動するときに持って行くのは大変です。一方、モバイルバッテリーだけでは家電を動かせません。それぞれの得意分野を生かすことで、停電への備えがぐっと厚くなります。

ふだんは、モバイルバッテリーをポータブル電源から充電しておくと、両方を満タンに保ちやすくなります。停電への備え方は、停電対策にポータブル電源は必要?で詳しく解説しています。

まとめ

  • モバイルバッテリーはスマホの充電用、ポータブル電源は家電も動かせる大容量バッテリー
  • mAhは「mAh × 3.7 ÷ 1,000」でWhに換算できる。20,000mAhでも約74Wh
  • ポータブル電源は重く、ほとんどの機種は飛行機に持ち込めない
  • 防災用には両方を用意し、家ではポータブル電源、持ち出しはモバイルバッテリーと使い分ける

ポータブル電源の選び方は、ポータブル電源の選び方|買う前に見るべき7つのポイントで解説しています。

ポータブル電源が必要とわかったら

モバイルバッテリーでは足りないとわかったら、次は容量を決めて機種を比べます。