ポータブル電源のメーカーはどこがいい?Jackery・EcoFlow・Anker・BLUETTI・DJIの特徴と選び方
※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。商品の価格・仕様は記事作成時点のものです。最新情報は各販売ページでご確認ください。
ポータブル電源を選ぶとき、「どのメーカーがいいのか」で迷う人は多いと思います。主要メーカーの製品は、どれもリン酸鉄電池を採用し、基本的な性能は似ています。それでも、メーカーごとに得意なことや製品づくりの傾向には違いがあります。
この記事では、主要5社の特徴を、各社の現行モデルの公式仕様をもとに整理します。
この記事の結論
- 主要5社なら、どこを選んでも大きな失敗はしにくい
- 軽さ・コンパクトさならJackery、充電の速さ・静かさならEcoFlow、ポートの多さ・充電の速さならAnker、高出力ならBLUETTIやDJI
- 最終的には、メーカーより「容量・出力・重さが用途に合っているか」で選ぶ
主要5社の特徴まとめ
| メーカー | 製品の傾向 | こんな人に |
|---|---|---|
| Jackery | 同じ容量帯の中で軽く、コンパクトなモデルが多い | 持ち運ぶ機会が多い人 |
| EcoFlow | 充電が速く、静音性やX-Boostなど機能が充実 | 室内・車中泊で使う人、機能を重視する人 |
| Anker | ポートが多く、充電も速い。家電ブランドとしての安心感 | 家族で使う人、使いやすさ重視の人 |
| BLUETTI | 同じ容量帯の中で出力が高めのモデルがある | 高出力の家電を使いたい人 |
| DJI | 出力が高く、USB端子も多い | 高出力の家電や、多くの機器を使いたい人 |
以下、各社の特徴を、比較記事で取り上げた現行モデルの仕様をもとに見ていきます。
Jackery(ジャクリ):軽さとコンパクトさ
ポータブル電源の定番メーカーのひとつです。当サイトの比較記事で取り上げた3つの容量帯(500Wh・1,000Wh・2,000Wh)すべてで、Jackeryのモデルが最も軽いという結果でした(重さは下の表を参照)。
また、1000 New V3や500 Newは、サイクル寿命の公称値が6,000回(容量70%基準)と長いのも特長です。ただし、ほかのメーカーの多くは容量80%を基準にしているので、回数だけを単純に比べることはできません。
Jackeryが向いている人
- キャンプや車中泊で、ポータブル電源をよく持ち運ぶ
- 置き場所が限られていて、コンパクトさを重視したい
公式サイト:Jackery公式ストア
くらしのワット帖で紹介しているJackeryの機種
| 容量帯 | 機種と重さ(押すと比較記事へ) |
|---|---|
| 500Whクラス | ポータブル電源 500 New(約5.7kg) |
| 1,000Whクラス | ポータブル電源 1000 New V3(約10.6kg) |
| 2,000Whクラス | ポータブル電源 2000 New V2(約18.6kg) |
EcoFlow(エコフロー):充電の速さと機能の多さ
ポータブル電源の大手メーカーで、コンセントからの充電が速いモデルが多いのが特徴です。1,000WhクラスのDELTA 3 Plusは、最短約56分で満充電できます。
独自の「X-Boost」機能を使えば、定格出力を超える家電も、電圧を下げて動かせる場合があります(本来の性能は出ないことがあります)。また、DELTA 3 Plusは600W以下での動作音が30dBとされるなど、静かさにも配慮されています。
EcoFlowが向いている人
- 出かける前など、短時間で充電したい
- 寝室や車内など、静かさが気になる場所で使う
公式サイト:EcoFlow公式サイト
くらしのワット帖で紹介しているEcoFlowの機種
| 容量帯 | 機種(押すと比較記事へ) |
|---|---|
| 1,000Whクラス | DELTA 3 Plus |
| 2,000Whクラス | DELTA 3 Max |
Anker(アンカー):ポートの多さと使いやすさ
モバイルバッテリーや充電器で知られるメーカーです。ポータブル電源でも、出力ポートが多く、充電が速いモデルをそろえています。
1,000WhクラスのSolix C1000 Gen 2は、ACコンセント5口を含む計10ポートで、約54分(超急速充電モード)で満充電できます。2,000WhクラスのSolix C2000 Gen 2も計9ポートです。家族で停電対策をする場合など、同時にたくさんの機器をつなぎたいときに便利です。
保証は、製品保証に加えてAnkerでの会員登録で延長され、最長5年になります。
Ankerが向いている人
- 家族で使うなど、同時にたくさんの機器をつなぎたい
- スマホの充電器などで、すでにAnker製品を使っていて安心感がある
公式サイト:Anker Japan公式サイト
くらしのワット帖で紹介しているAnkerの機種
| 容量帯 | 機種(押すと比較記事へ) |
|---|---|
| 800Wh前後 | Solix C800 Plus |
| 1,000Whクラス | Solix C1000 Gen 2 |
| 2,000Whクラス | Solix C2000 Gen 2 |
BLUETTI(ブルーティ):高出力と豊富なラインナップ
ポータブル電源や蓄電池を中心に扱うメーカーです。1,000WhクラスのAORA 100 V2は、同じクラスのほかのモデル(1,500W)より高い定格1,800Wの出力を備えています。
独自の「電力リフト」機能で、定格を超える消費電力の家電にも対応できる場合があります。小型から大容量まで、ラインナップが豊富なのも特徴です。
BLUETTIが向いている人
- 電子レンジや電気ケトルなど、消費電力の大きい家電を使いたい
- 置き場所をとらない、コンパクトな1,000Whクラスがほしい
公式サイト:BLUETTI公式サイト(クーポンコード「AFF5OFF」で5%OFF。2026年11月時点の広告主の案内)
くらしのワット帖で紹介しているBLUETTIの機種
| 容量帯 | 機種(押すと比較記事へ) |
|---|---|
| 800Wh前後 | AC70P |
| 1,000Whクラス | AORA 100 V2 |
DJI(ディージェイアイ):高出力とポートの多さ
ドローンで世界的に知られるメーカーで、ポータブル電源にも参入しています。500WhクラスのPower 500はAC出力が最大1,000Wと、同じクラスの中で出力に余裕があります。2,000WhクラスのPower 2000は、日本仕様で定格2,700Wと高出力です。
USB-Cの高出力ポートが多いのも特徴で、ノートパソコンやカメラなど、USBで充電する機器が多い人にも便利です。ドローンを持っている人なら、ドローンのバッテリーを充電する用途にも向いています。
DJIが向いている人
- 高出力の家電を使いたい
- ノートパソコンやカメラ、ドローンなど、充電したい機器が多い
公式サイト:DJI公式ストア
くらしのワット帖で紹介しているDJIの機種
| 容量帯 | 機種(押すと比較記事へ) |
|---|---|
| 500Whクラス | Power 500 |
| 2,000Whクラス | Power 2000 |
メーカー選びで確認したいこと
保証の条件
主要5社とも、最長5年程度の保証を用意しています。ただし、「公式サイトで購入した場合」「会員登録やアプリでの製品登録をした場合」など、条件付きのことが多くあります。
購入前に、次の点を確認しておきましょう。
- どこで買えば、何年の保証になるか
- 保証を延長するために、登録などの手続きが必要か
回収・処分のサービス
ポータブル電源は、一般のごみとして捨てられないのが基本です。主要メーカーの多くは、自社製品の回収サービスを用意しています。将来の処分方法も、メーカー選びのポイントになります。詳しくはポータブル電源の寿命は何年?で解説しています。
価格はセールで大きく変わる
ポータブル電源は、どのメーカーもセールで定価から大きく値下がりすることがよくあります。メーカーを決めたら、公式サイトや通販サイトのセール時期をチェックしておきましょう。
メーカーより大事なこと
ここまでメーカーごとの特徴を見てきましたが、主要5社の製品は、基本的な性能では大きな差がありません。
最終的には、メーカーよりも、自分の使い方に合った容量・出力・重さかを優先して選ぶのがおすすめです。
- 何に使うかを決める(キャンプ・車中泊・停電対策など)
- 必要な容量と出力を計算する
- その条件に合うモデルの中から、重さ・充電の速さ・ポートの数などで比べる
容量の計算方法はポータブル電源は何Whあれば足りる?、選び方の基本はポータブル電源の選び方で解説しています。
容量帯別の比較記事
具体的なモデルの比較は、容量帯ごとにまとめています。
- 500Whクラスのポータブル電源を比較(Jackery・DJI)
- 800Wh前後のポータブル電源を比較(BLUETTI・Anker)
- 1,000Whクラスのポータブル電源4機種を比較(Jackery・Anker・EcoFlow・BLUETTI)
- 2,000Whクラスのポータブル電源4機種を比較(Jackery・Anker・EcoFlow・DJI)